【神奈川 厚木・愛川】「緊急事態条項」学習会
憲法学者を講師に
神奈川県の厚木・愛川平和委員会は4月23日、憲法学者の永山茂樹・東海大学法科大学院教授を講師に「緊急事態条項」に関する学習会を開催しました。
これは、1月末に神奈川県平和委員会が開いた「新春平和学校」で、永山教授が「参院選前に、緊急事態条項についてみんなで学んだ方がいいですよ」と発言したのを受けて、一念発起して企画したもの。当日は約40人が集まり、関心の高さを感じました。
永山教授は「緊急事態条項の本質は、政府に著しく権限を集中し、国民の権利を制限すること。9条を変えなくても戦時国家体制をつくることができる。今度の参院選は、改憲勢力の3分の2議席獲得をなんとしても阻止しなければならない」と熱く語りました。
参加者からは「タイムリーな企画でよかった」などの感想が寄せられました。
��平和新聞2016年5月25日号)