六甲山頂で第30回つどい
1日早朝、六甲山(兵庫県神戸市など)の山頂で30回目となる「六甲山・平和のための元旦のつどい」(同実行委員会)が開かれ、大みそかから山頂に泊まりこむなど21人が参加しました。
同つどいは、六甲山から米軍通信基地を撤去させようと1985年から毎年続けられてきたものです。93年に米軍通信基地撤去を実現して以降は、その後も残った自衛隊通信基地の撤去を訴えています。
夜明け前、山頂で初日の出を見ようと登ってくる市民に、「暮らしと平和を守ろう」、「核兵器も軍事基地もいらない」、「六甲山から通信基地を撤去しよう」と訴え、チョコレート付きのチラシやスープを配りました。
その後、日の出時刻に合わせてつどいを開会。兵庫県平和委員会の西澤慎代表理事は「沖縄県名護市辺野古への米軍基地建設を許すな」と名護市長選挙での稲嶺進候補支援を訴えました。また、「六甲山平和宣言」を参加者の拍手で確認。核兵器も軍事基地もない、平和な世界と日本をつくる決意を固め合いました。
��平和新聞2014年1月25日号)