沖縄県知事と首相が面談 官邸前で抗議
沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設をめぐり、仲井真弘多沖縄県知事が近く埋め立て申請承認の可否を判断するのを前に、12月25日、安倍晋三首相は県知事を官邸に呼び、面談しました。さまざまな「条件」を提示し、基地受け入れを迫ったと見られます。
知事との面談時間である午後1時30分ごろから、日本平和委員会は首相官邸前でアピール行動に取り組みました。首相に抗議するとともに、知事に対しては承認しないよう訴えました。日本平和委員会の千坂純事務局長や、安保破棄中央実行委員会の東森事務局長らがマイクを持ち、「自民党は沖縄出身の国会議員を恫喝して公約を撤回させた。この行為は県民を愚弄するものだ」と批判、「民意を尊重し、公約を守りなさい」と訴えました。
参加者全員で、「総理は辺野古の基地建設を押し付けるな」「沖縄県知事は基地建設を受け入れるな」などと唱和しました。