��条の力実感 400人集う
恒例の茨城県での百里初午まつりが2月11日、空自百里基地内の民有地「百里平和公園」で開催され、約400人が参加しました。
はじめに、自衛隊の違憲性が問われた百里基地訴訟の弁護団から、内藤功弁護士(日本平和委代表理事)があいさつしました。
「戦前は土地を奪われ強制的に働かされ、最後は命まで奪われた。戦後は滑走路のコンクリートをはがし、やせた土地を必死に開墾したが、また戦争のために奪われた。改憲勢力は9条を強引に奪い取ろうとしている。強盗に負けるわけには行かない」
県外からは、東京や栃木がまつりへ参加するために毎年バスを出すなどの取り組みを続けています。
今年は埼玉県の狭山平和委員会もツアーを企画し、45人で参加しました。狭山市は百里と同じく、自衛隊基地をかかえています。参加者は「基地の中に土地を持っている百里のたたかいに感心し、憲法9条の力を実感した」と話しました。
会場では、豚汁や甘酒などのお店もにぎやかに並び、茨城県平和委員会は、作成した百里基地の実態とたたかいの歴史を知らせるカラーリーフを参加者全員に配布しました。
��平和新聞2013年2月25日)