北海道芽室町で1月28日に、鹿追町では2月10日に、陸自第1空挺団が民有地の小麦畑や公有地の牧場で降下訓練を強行しました。2008年から毎年実施されている同訓練は、今回で6回目となります。
1月9日、平和委員会も加盟する「有事法制反対十勝連絡会」(以下、連絡会)が訓練反対の申し入れを行なったにもかかわらず訓練は実施に。芽室町では隊員79人、鹿追町では80人が降下しました。これに対し1月28日、連絡会は横断幕を広げて6人で抗議。民有地や公有地が事実上「演習場」化していることに危機感を募らせています。
帯広平和委員会の藤岡博史事務局長は「訓練を今年でやめさせたいと申し入れや抗議もしましたが強行された。引き続き反対の声を強めたい」と話しました。
��平和新聞2013年2月25日)