【滋賀】駅前で音楽のつどい

2012/08/24

各地の活動

【滋賀・草津】「すごいことがあったのやな」原爆写真にびっくり
駅前で「平和と音楽のつどい」


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 67回目の終戦記念日、滋賀県平和委員会と草津平和委員会は、東海道宿場町・草津駅前東口ひろばに「8・15平和と音楽のつどい」と銘打ち、「原爆写真」を掲示、駅利用者やひろば行く人たちに「核兵器禁止署名」、「オスプレイ配備反対」「憲法9条まもれ」などの署名を訴え、10時~16時の終日、平和の大切さ、日米安保の危険性を宣伝しました。
 盆と前日の大雨被害の影響も重なって、駅利用者もまばら。それでも、幼い子ずれのお母さんや乳母車を押す若いお父さんらが、「フウーン!すごいことがあったのやなー」と食い入るように「原爆写真」を見つめ、若いお父さんは意を決して署名コーナーへ、「子どもの名前を書いてもいいですか?」と平和への願いを託して行きました。
 また、全写真を食い入るように見ていた大津市の方は「平和も大切、私も行動を考えたい。入会は次に…」と関心を示し、署名をしていきました。
 中には「核兵器を持たなあかん」と平和委会員に挑みかかる年配の男性も。しかし、写真を指差し「1発の原爆でこんな被害がでるのですよ。何千倍と言われる核兵器が使われれば、町はおろか地球そのものが破壊されますよ」との指摘に、「使ったらあかんと言うことはわかってる。でも他の国が持っているのやから、持たなあかん」と押し問答、結局「戦争はあかん」と言うことで決着するというひと幕もありました。
 宣伝行動には15名の平和員会会員が参加。テント・写真パネルを設営、夫婦で平和の歌を合唱したり、代わる代わるマイクで平和トーク、ビラを配るなど二千数百人の市民らに訴えました。
 また同日、滋賀県母親連絡会が午前中「赤紙宣伝」を、午後からは草津駅西口で政党の「終戦日宣伝」など、草津駅周辺は、終日、平和の願いが“こだま”していました。
[記:木村]

カウンター〈21/06/18-〉

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