「県民のつどい」開催
山梨県平和委員会と山梨県原水協は、8月15日に、「8.15を考える県民のつどい」を甲府市内で開きました。この集いには県内各地から約40人が参加しました。
開会あいさつに立った県平和委員会の桜井真作代表理事は、戦争体験者の話を聞き、原水爆禁止世界大会の参加報告を聞いて、憲法を生かし、核兵器のない世界のために何ができるか一緒に考えたいと述べました。
第一部の戦争体験者の話では、元教員で甲府市平和委員会の三浦達朗さん(83歳)が自身の戦争体験を語り、新憲法ができた時、戦争をしない国になるのは当然だと語りました。また山梨大学の学生時代に、ストックホルム・アピールの署名活動にも取り組み、その時のポスターを大切に保管していたことに触れ、戦争で物事を解決するのではなく、話し合いで解決すべきだ、8月15日が来るたびに、思いを新たにして平和運動や核兵器をなくす取り組みを進めたいと述べました。
第二部では、広島で開かれた今年の世界大会に参加した37名を代表して、青年ピースエクスプレスに参加した都留文科大学の学生のNさん、団長として参加したYさん、共産党のUさん、宗教者のSさんがそれぞれ報告しました。(杉山)