��楽しい企画をもって」
山梨県平和委員会女性部は9日、長野県朝日村の東京電力新信濃変電所と安曇野ちひろ美術館を訪ねるツアーを開催しました。参加は10人と少ないものの、当日はさわやかな秋晴れで、絶好の行楽日和でした。
最初に変電所を見学。日本の電気は東日本では50Hz、西日本では60Hzと周波数が異なるため、ここで周波数を返還して東西の電力を融通し合っています。全国で3カ所しかない変電所の一つです。施設内に入ることはできず、外で県平和委員会の桜井真作代表理事が解説しました。その後の美術館では、いわさきちひろの絵に癒されました。
帰りのバスでは東日本大震災や原発事故に話が及び、放射能被害への不安、政府の対応の遅れへの不満などが出されました。参加者は、「若いお母さん方にも参加してもらい、平和についてもっと気軽に話し合いたい」、「女性会員を増やし、このような楽しい企画を年に数回計画してほしい」などと感想を出し合いました。(石原)
��平和新聞2011年10月25日号)