【山梨・北杜市】県下11番目の平和委結成
地元の戦争継承を
長野県との境にある山梨県・北杜市で9月22日、県下11番目の地域組織、北杜市平和委員会が結成されました。
同市周辺はもともと11市町村あり、一帯で峡北平和委員会をつくっていました。しかし合併で2つの市となり、一方は韮崎市平和委員会として独立、北杜市でも結成をと1年ほど前から取り組んできました。準備過程で4人が入会、10数人会員の地域平和委員会としてスタートしました。
結成総会には地元から5人が参加したほか、県平和委員会の杉山晴夫事務局長も駆けつけました。規約を承認、代表理事と事務局長を選任しました。隣市の韮崎市平和委員会会員で韮崎七里岩地下壕を保存する会事務局長の向山三樹さんが「いま戦争を伝えるということ…峡北地域の戦争を語る」と題して記念講演を行いました。
今後に向けては、峡北地域の戦争遺跡をめぐる企画や、戦争に反対した先人の証言や資料を記録に残したらどうかなどの意見が出され、当面、韮崎七里岩地下壕を見学するツアーを企画しようと確認しました。
��平和新聞2011年10月5日号)