【千葉・松戸】原発問題学ぶ
石巻から前事務局長も
千葉県の松戸市平和委員会は8月28日、「平和のつどい」と総会を開催、42人が参加しました。
「つどい」では、原発問題住民運動全国連絡センター事務局長の柳町秀一さんが「核と原発問題」をテーマに講演。原発の構造から、これをなくすための運動のあり方などを語った上で、「きちんと学んで、原発撤退に向けて国民的合意を形成していくことが大事」と指摘し、「丁寧に話し合い、合意をつくっていくねばり強い取り組みをしましょう」と呼びかけました。
講演に先立ち、以前松戸市平和委員会の事務局長をしており、現在は移住して宮城県平和委員会事務局次長を務める工藤喜美子さんが、震災直後の様子を写真も使って報告しました。被災しながらも仲間との連携を大事にし、復興に向けて努力している決意を語り、参加者の感動を呼びました。急きょ活動支援募金も集められ、工藤さんに手渡しました。
続いて開かれた総会では、「つどい」で新たに3人が入会したことが報告されました。報告で、向井俊子事務局長は、「会員は現在80人台、早く会員100人を回復したい」と語り、活動の交流を大事にすることなど話し合いました。
��平和新聞2011年9月25日号)