【奈良・大和高田】平和のつどい 上映会に520人
奈良県・大和高田市で8月21日、第21回中和地域平和のつどい・映画ひろしま上映会を開催しました。主催は平和委員会や土庫病院、民商、新婦人などでつくる実行委員会。2回にわたる上映は立ち見も出る盛況ぶりで、約520人が来場しました。
映画ひろしまは、被爆直後の惨状を1953年に独立プロが製作、9万人の広島市民と月丘夢路さんら有名俳優が協力して実現した名作。しかし当時の世相も影響して劇場ではほとんど公開されませんでした。会場入り口では撮影現場の写真を展示しました。
奈良県、大和高田市、同教育委員会の後援も得て、130ある町内会の掲示板へ張り出しを要請、市内全学校への協力要請、5万枚の新聞折り込み、宣伝カーの運行などを行いました。
「放射線の恐ろしさを、もっとみんなが知らなければならない」「語り継いでいかなければならないと思った」など感想が寄せられました。(高崎)
��平和新聞2011年9月15日号より)