【札幌】原発学習会開催

【札幌】原発学習会開催

　【北海道】札幌大通平和委員会は７月23日、地質学専門の元高校教員である佐藤隆英さんを講師に、「地震と原発の学習会」を行いました。会員が経営する喫茶店を会場に、客として来ていた人も参加し計６人が話を聞きました。
　佐藤さんは前震と本震、余震の関係を述べたうえで、関係省庁・機関による情報開示方法に問題はなかったかと指摘。また、大地震の発生確率と発生の順番は関係なく、「浜岡原発は危険だが、他は安全と言うことではない」と話しました。
　今後の地震予知や報道のあり方、稼働している原発を停止させる課題で考えさせられることがたくさんありました。地震大国日本では、原発立地条件として絶対安全という条件にないこと、原発は何か起きてからでは手の打ちようがない技術的限界があること、まずは現存する原発の即時停止しかない、など感想を出し合いました。（O）