��日間と半日の作業
奈良県平和委員会事務局長の河戸さんが、8月の4日間、宮城県南三陸町で震災ボランティアに取り組みました。
奈良から2000キロの道のりを、自家用車で向かいました。
出発は8月11日、帰宅は19日。うち4日間をボランティア活動に取り組み、往復の道のりでは新潟県、秋田県、神奈川県の各平和委員会に立ち寄り、現地の会員と交流しました。
南三陸町では、手作業によるがれきの撤去。もともと建物が密集していましたが、津波で流失した地域です。
漁港では養殖用の土のうを作る作業に取り組みました。土のう袋に小石を詰める作業で、大変な重労働でした。
また、道路の草刈りにも取り組みました。
ボランティアは行政が募集していたもの。一人での参加、友人同士、夫婦など、多くの人が全国から来ていたことに励まされました。また、3月に大学を卒業したものの就職の内定を取り消された青年と一緒に土のう作りに取り組みました。彼は帰ったら再び就職活動を始めるそうです。
町の復興に時間がかかることを実感。幹線道路のがれきは撤去されて一カ所に固められていますが、脇に入るとまだ片付かない場所もあります。また、建物の再建は手つかずです。長い支援が必要であることを実感しました。