「ロシア侵略への怒りとともに、改憲策動への批判が広がっていることが街頭宣伝でわかる」と埼玉県平和委員会の今井裕子さんは言います。
県平和委員会が事務局を担う「戦争させない!埼玉の会」が4日に浦和駅前で行った3時間に及ぶ宣伝は230人が参加し、40人がスピーチ。机に置いた改憲反対署名には179人が応じました。1時間近く聞いていた4人組の中学生は全員署名をし、1人は「戦争やめてくれ!」とマイクで訴えました。
別の日の宣伝では自転車の後ろに子どもを乗せた若い女性が、「署名させて」と駆けてきました。
街頭宣伝で心がけているのは、「攻められたらどうする」と言う人を言い負かすのではなく、相手の考えをよく聞いた上で、「軍拡競争では戦争をなくせない」と自分たちの考えを伝えることです。宣伝後はこうした経験を交流することも大事にしています。
(平和新聞22年3月25日号)