岡山県平和委員会は2月2日、大西会長が講師を務め、憲法学習会をおこないました。2月から毎月定期的に学習会を開催しており、今回が第1回目となります。
大西会長は、「憲法は29の憲法草案に基づき、平和・民主主義・自由平等といった人々の英知を結集させたもの」であるとして、決して押し付けられたものではないと語り、「憲法違反の法令等は無効である。憲法に真っ向から違反する敵基地攻撃能力の保有などは断じて許されない」と訴えました。
学習会では積極的平和主義が憲法9条に具体化されており、各条項にもその立場が貫かれていることを学びました。学習会の内容を議論した際に役員から出された「憲法前文にある平和の中に生きる権利は、戦争放棄、基本的人権の尊重といった理念を日本が国際社会に広げることで実現される」という意見に応える内容となりました。
県平和委員会の藤田事務局長は「毎月の学習会を積み重ねて、力にしてゆきたい」と語ります。
(平和新聞22年3月5日号)