【岡山】「県民の安全に責任を」 米軍の訓練中止を県に要請

2022/01/31

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 米海兵隊による陸上自衛隊日本原演習場(岡山県奈義町、津山市)での単独訓練中止を求め、県平和委員会は1月14日、県知事あてに申し入れました。日米安保条約廃棄県実行委員会、民主県政をつくるみんなの会、平和・民主・革新をめざす岡山の会との連名。
 訓練は岩国基地(山口県岩国市)の部隊が参加し、3月に行う計画です。目的や規模、期日は明らかにされていません。
 平和委員会は、米軍基地周辺での新型コロナの急拡大を巡り、米軍関係者が日本の検疫と規制の外に置かれている事態を指摘し、感染をこれ以上広げないためにも訓練中止を求めること、オスプレイの参加を認めないこと、訓練内容を明らかにさせること―などを求めました。
 対応した県の危機管理課長は「訓練が3月に行われることは県に連絡はなく今は何も答えられない」「外交・防衛は国の専権事項であり、訓練に関することはわれわれにはものを言う権限がない」と回答。要請側が「全国知事会や中国5県知事会で知事は日米地位協定の見直しや低空飛行中止の要請に申し入れに賛成しているではないか」、「県民の安全に責任を負わないということか」と追及したところ「言葉足らずで誤解を与えたことは陳謝する」と述べ、具体的要望は県知事に伝えると約束しました。
(平和新聞2022年2月5日号)

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