京都・舞鶴港へ米軍艦船が入港したことについて、舞鶴平和委員会は11月4日、舞鶴港を管理する京都府港湾局へ出向き、府知事あてに申し入れました。舞鶴地労協、新日本婦人の会舞鶴支部、舞鶴原水協と共同で実施しました。
入港したのは10月29日で、米海軍のミサイル駆逐艦「チェイフィー」です。入港は当日発表され、目的は「補給と乗員の休養」とされますが、前後の行動などの情報は明らかにされませんでした。
要請書では、先の侵略戦争で港湾が利用された経験から日本国憲法下の港湾法は港湾管理を国ではなく地方自治体の仕事と決めたと指摘、府知事は「防衛・外交に関わることは国の専管事項」だとして外国艦艇の入港を容認する姿勢は、憲法と港湾法を遵守する立場ではないと断じています。外国艦艇の入港を拒否すること、核兵器を搭載していないことの保障がない限り絶対に入港させないことなどを求めました。
対応した職員は、新型コロナ対策については入港に際して自衛隊専用岸壁を利用するため自衛隊が対応すると思う、核兵器については事前協議がなかったので搭載されていないと思う、などと回答しました。
10月31日には海上自衛隊舞鶴地方総監へ抗議。外国艦艇の入港は許されないこと、核兵器禁止条約が発効したもとで核兵器搭載の疑いのある米国艦船の入港は条約違反であり許されないこと、新型コロナ対策への懸念などを指摘しました。自衛隊側は、要請書は受理するが「回答しない」と述べ、一切の懇談を拒否しました。
(平和新聞21年12月5日号)
