米軍横田基地(東京都)のCV22オスプレイ2機が27、28日に青森県東北町の小川原湖上空で飛行訓練を実施する計画が公表されことを受け、青森県平和委員会と上十三平和委員会は7日、東北防衛局に対し、県内全域を基地化するオスプレイの訓練を中止させるよう要請しました。
平和委員会のメンバーらは、6月に横田基地のオスプレイが通告もなく小川原湖で超低空飛行訓練をしたことをめぐり、県や東北町は防衛局との間で訓練の枠組みなどについて協議中であることに触れ、訓練を強行すれば県民の声を踏みにじると批判。米軍三沢基地司令官に伝えるよう強く要請しました。
平和委員会のメンバーらは、米軍三沢基地の正門前、三沢市役所、東北町の小川原湖に近いスーパー前でマイクを握り、「小川原湖をオスプレイの訓練場にするな」「超低空飛行訓練などを認める日米地位協定を改定しよう」と市民に呼びかけました。
(平和新聞21年10月25日号)
