沖縄県平和委員会は8月23日、第6回オンライン学習会を開催しました。医師で群星沖縄臨床研修センター長の徳田安春さんが「安倍・菅政権のコロナ対策の診断と処方箋」と題して講演。「コロナという緊急事態でも、安倍・菅政権は命や暮らしをないがしろにしている」と批判しました。約50人が参加しました。
新型コロナの基本的な解説に加え、日本政府の対策の問題点を指摘。具体的に政府の失策を挙げた上で、「失策以上に問題なのは、誠実に修正、対応せず、なかったことにしたことだ」と批判し、「コロナ感染は自業自得ではない」と訴えました。
「ピンチをチャンスにし、市民と医療者が一体となって、パブリックヘルス(公衆衛生)を本来あるべき姿に返したい」と呼びかけ。「医療者こそが平和活動をすべきだ。パブリックヘルスで重要なことは戦争をしない、させないことだ」と強調しました。
参加者からは、「話を聞いて科学的に恐れればいいとわかり、わけのわからない不安がなくなった」、「コロナは人災。徳田先生のこれからの発信を追っていきたい」などの感想が寄せられました。
学習会の録画はDVDで発売予定です。