千葉県平和委員会も呼びかけ団体に加わる「オスプレイはいらない」千葉県署名推進委員会は7月15日、日本でのオスプレイ配備撤回と訓練中止を求める署名1万1805人分を国会に提出しました。
署名は昨年11月に提起したもので、陸上自衛隊木更津駐屯地へ最初のオスプレイが配備されてから7月で1年となるのに合わせ、衆議院議員会館で提出行動を実施しました。立憲民主党の生方幸夫衆院議員、共産党の志位和夫衆院議員、同畑野君枝衆院議員、社民党の福島瑞穂参院議員があいさつしました。
呼びかけ団体の一つ、「どこの空にもオスプレイはいらない@フナバシ」の金光理恵さんは、「習志野演習場で行われた日米合同のパラシュート降下訓練では、米軍の命令で自衛隊が降りた。自衛隊が米軍の駒にされようとしており、オスプレイ部隊もその危険がある」と発言。参加者からは、陸自オスプレイが海上自衛隊館山航空基地で射撃訓練を行う計画が明らかになったことに対し、「まさに戦争準備だ。何とかしなければ」と声が上がりました。
木更津で集会
配備開始から1年目に当たる10日、木更津駅前で配備撤回を求める集会が開かれました。呼びかけたのは「オスプレイ来るな いらない住民の会」で、平和委員会など市民団体のほか、立憲民主党、共産党、社民党の代表も参加しました。
参加者は順にマイクを持ち、「いつ墜落するのかと毎日不安を抱えて生活している」、「今後、県内各地へ飛行範囲が拡大する見込みだ。許せない」などと訴えました。