大阪平和委員会は5月29日、大阪AALAとの共催で、「ミャンマーに平和と民主主義を取り戻すために」をテーマに学習会を開催しました。オンラインを併用し、合わせて約60人が参加しました。
同平和委員会副会長の山本陽子さんが「ミャンマーのクーデターと私たちにできること」と題して報告しました。ミャンマーの歴史を振り返り、大日本帝国による占領が残した負の遺産などに触れました。
ミャンマーの平和のために日本でできることとして、カンパなどの緊急支援、日本から国軍に流れている資金を止めること、ODAを中止すること、国軍から6人が防衛大学校へ留学していることなど国軍との防衛協力を中止すること、国内に在留するミャンマー人の在留期間の延長を挙げ、協力を呼びかけました。
ミャンマー出身の小川モモウさんがクーデター時の凄惨な写真を紹介し、支援を要請しました。最後に主催者から、4万円のカンパを小川さんに渡しました。