【神奈川・綾瀬】
副市長と懇談
「基地強化を憂慮」
神奈川県平和委員会と綾瀬平和委員会は4月7日、綾瀬市役所を訪問し、同市が抱える厚木基地について、内藤勝則副市長と懇談しました。
平和委員会の代表は自身の活動について紹介したうえで、厚木基地で2月から8カ月間実施が計画されている米軍の化学・生物・放射線・核(CBRN)対応訓練の危険性を指摘、「住民の暮らしと安全に重大な障害をもたらしている」と訴えました。副市長は「国に説明を求めた」と述べ、「基地の強化は憂慮している。基地の整理、縮小が第一という考え方は変わらない。今後厚木基地をどうしていくか、関係者と相談して要望していきたい」と話しました。
オスプレイの飛行、ヘリコプターの低空飛行問題や核兵器禁止条約についてなど意見交換。県平和委員会が作成した県内の基地の実態を告発するリーフレットを贈呈しました。
��平和新聞2021年5月15日号)