【神奈川・横須賀】
原子力空母いらない
集会に1000人
神奈川県横須賀市で4日、「原子力空母いらない!横須賀集会」が開かれ(実行委員会主催)、約1000人が参加しました。
主催者を代表してあいさつした全労連の黒澤幸一事務局長は「安倍政治を継承する菅政権は大軍拡を進めている。今は歴史的転換点。憲法が生かされる日本にしよう」と呼びかけました。「原子力空母母港化の是非を問う住民投票を成功させる会」の呉東正彦共同代表が連帯あいさつ、「原子力空母の母港化から12年。事故が起きたら首都圏は大惨事になる」と訴えました。
よこすか・みうら・市民連合の東津珠恵さん、いらない原子力空母の岸牧子さん、オスプレイ反対東京連絡会の岸本正人さんが続けて訴えました。
参加者は「悪政の根源は日米安保条約にほかなりません」などとする集会アピールを採択、「原子力空母はいらない」「税金は軍事費よりコロナ対策に使え」のプラカードを掲げました。
集会後、県平和委員会はじめ7団体が米海軍横須賀基地に行き、2日の原子力艦船シカゴの横須賀入港に抗議しました。「原子力艦船の入港は原子炉事故の危険性や核持ち込みの可能性を増大させ、横須賀市民や首都圏住民のいのちとくらしを脅かすものであり断じて許されない。原子力潜水艦シカゴは横須賀港から出ていくこと」を求め、要請書を手渡しました。
��平和新聞2020年10月25日号)