【大阪】 「都構想」問題点学ぶ
大阪平和委員会は4日、大阪市「都構想」について学ぶ「平和学校」を開催しました。大阪市廃止の是非を問う住民投票(11月1日投票)が12日に告示されるのを前に、ジャーナリストの幸田泉さんが、「看板に偽りあり―これが大阪都構想」と題して講義しました。
幸田さんは「大阪市の廃止によって二重行政の無駄がなくなるどころか、コストはますます膨らむ。市民の要望に沿った区政をやろうとも、特別区にはカネがない」と指摘。「15年の住民投票は僅差で大阪市廃止を阻止した。今回は『住民サービスは維持する』などと述べ、賛成を増やそうと躍起だ」と強調しました。
学習会には役員中心に18人が参加しました。
��平和新聞2020年10月25日号)