【木更津、岩国】
オスプレイ木更津配備に抗議
陸上自衛隊木更津駐屯地(千葉県木更津市)へのオスプレイ配備に対する抗議行動が6日、駐屯地をのぞむ公園で実施されました。
この日は機体が置かれる米軍岩国基地(山口県)から1機目のオスプレイが飛来する予定でしたが、悪天候のため飛べず、8日に延期となりました。
強い風雨の中、抗議行動には県内外から約150人が駆け付け、「日本の空にオスプレイいらない」などと書かれた横断幕を掲げました。地元の市民団体「オスプレイ来るな いらない住民の会」の吉田勇悟会長は「オスプレイは平和を壊しかねない。軍拡で平和は来ない」と訴え。参加者は「オスプレイは日本のどこにもいらない」と声を上げました。
岩国市では基地機能強化に反対する3団体代表による「陸自オスプレイの国内飛行を認めない有志」が緊急に抗議行動を呼びかけ、悪天候の中10人が参加しました。呼びかけ人の一人、「住民投票を力にする会」代表の松田一志さん(岩国平和委員会副会長)は、「国内のどこにもオスプレイを飛ばしてはならない。木更津や佐賀の住民と連帯してたたかおう」と訴えました。
当初予定されていた6日に続き、8日も悪天候のため飛来せず2回続けての延期となりました。
防衛省は、2021年度までにオスプレイ17機を導入する計画です。
��平和新聞2020年7月15日号)