【秋田市】ジェンダー語り合う
「家庭に家父長制」
秋田市平和委員会は3月25日、毎月定例の平和カフェを開催、「ジェンダー平等」をテーマに議論しました。13人が参加、男女半々の構成でした。
参加者は自分の経験を紹介しながら、活発に意見を交流しました。今でも社会や家庭に家父長制が存続しており、特に女性・子どもは一人前でないという差別的な見方がはびこっていること、女性は家庭を守るものだという感覚が外出の足かせとなってストレスをためていること、民主的運動を担う人々の中にジェンダー不平等の感覚を持つ人が多く、家庭を顧みず家事を任せっきり、など次々に発言が続きました。元教員からは学校教育の現状と子どものジェンダー問題への言及もありました。予定の終了時刻を過ぎ、次回もこの問題でのカフェを続けることになりました。
��平和新聞2020年4月15日号)