訓練中止を申し入れ
米海兵隊による陸上自衛隊日本原演習場（岡山県奈義町、津山市）での単独訓練に対し、岡山県平和委員会と「米兵・海兵隊の訓練に反対する県北住民の会」は３月９日、日本原駐屯地、中国四国防衛局津山防衛事務所、奈義町を訪ね、訓練強行に抗議するとともに即中止を求めました。
訓練したのは米軍岩国基地（山口県岩国市）所属の後方支援部隊で、３月８日から21日の日程。防衛局によれば、車両約30台に乗った約１００人が参加し、ヘリパッド敷設や機関銃の射撃訓練を行いました。
２月29日には奈義町で反対集会を予定していましたが、同町から新型コロナウイルス対策のため「多人数の集まりはやめてほしい」との要請を受け、住民感情への配慮からも中止を決定。他方、同町は防衛局へもその旨伝えたにもかかわらず、海兵隊は訓練を強行しました。
県平和委員会などは２月にも県、津山市、奈義町、津山防衛事務所へ、中止を求めるよう要請しました。
��平和新聞2020年4月5日号）
