橿原の杜で教育勅語を考える

奈良県・生駒市平和委員会は11月12日、「橿原の杜で『教育勅語』を考える」をテーマにピースウォークを実施しました。「子どもと教科書橿原ネット21」の樽井さんの案内で、橿原市の神武天皇陵、橿原神宮、橿原道場を4時間かけてめぐりました。
明治政府は1890年に橿原神宮を建てました。天皇の統治は永遠に続き、天皇への忠誠は国民の至高の美徳であるという皇国史観を形づくりました。教育勅語が発布されたのもこの時期です。このようにして「神武創業の地」である奈良・大和・橿原は「建国の聖地」と言われるようになりました。こうした歴史の真実を、建築物、展示等についてガイドの解説から学びました。(生駒市平和委員会)