【談話】辺野古訴訟最高裁通告に抗議

2016/12/13

声明・談話

【談話】
最高裁の「辺野古訴訟」判決期日通告に抗議し公正な審理を求める


2016年12月13日
日本平和委員会事務局長 千坂 純

 安倍政権が翁長沖縄県知事の辺野古埋め立て承認取り消しを違法として訴えた訴訟について、最高裁が、知事が強く求めている口頭弁論も開かないまま、判決日を12月20日に指定してきたことに、強く抗議する。
 これは、「国防・外交上の事項は国の本来的任務」として憲法の番人たる任務を放棄し、「普天間飛行場の危険性を除去するためには辺野古埋め立てしかない」などと日米両政府の主張をそのまま認めてしまった福岡高裁那覇支部判決を追認する姿勢を示すものであり、重大である。それは、憲法を守る砦たるべき最高裁が、憲法の平和主義、民主主義、地方自治を根底から破壊する、恥ずべき役割を果たすものである。私たちは最高裁に、口頭弁論を開き、憲法にもとづく公正な審理を行うことを、重ねて強く求めるものである。
 最高裁がどのような判決を出そうとも、翁長知事はあらゆる手段を尽くして辺野古新基地建設を許さない立場を表明している。翁長知事、名護市長、沖縄県民、そして全国が固く連帯すれば、新基地を阻止することはできる。私たちは、沖縄県民、そして翁長知事と固く連帯し、辺野古新基地を許さないたたかいをさらに強める決意を表明するものである。以上

カウンター〈21/06/18-〉

自己紹介

自分の写真
日本平和委員会は、北海道から沖縄までの津々浦々で、草の根から平和を築くために活動しているNGO(非政府組織)です。

こちらのブログは「平和新聞」掲載の記事を中心に紹介しています。

ご入会・ご購読、絶賛受付中です!

日本平和委員会→ http://j-peace.org/

このブログを検索

アーカイブ

ラベル

QooQ