【声明】
沖縄・高江でのヘリパッド建設強行の暴挙に断固抗議し、中止を求める
2016年7月14日 日本平和委員会
政府・防衛省は、参院選挙が終わるのを見計らうように7月11日早朝から、沖縄県東村高江への米軍ヘリパッド(ヘリコプター、オスプレイ着陸帯)建設に向け、100人超の機動隊を動員し、米軍北部訓練場への資材搬入を強行した。そして、その後も連日、住民の中止を求める抗議の声を無視し、30台ほどのトラックで資材搬入を強行し続けている。国会議員や県議会議員が抗議し、中止を求めても話し合いにすら応じようとしていない。政府は今後、警視庁などから500人規模の機動隊を高江のメインゲート前などに投入し、残る4つのヘリパッド建設を強行しようとしていると伝えられている。
これは、先の参院選挙での「オール沖縄」の代表・伊波洋一氏の圧勝に示された、新基地建設反対、海兵隊撤去、米軍基地の大幅縮小を求める県民の圧倒的な民意を、全く無視する、きわめて野蛮な民主主義蹂躙の暴挙であり、絶対に許すことができない。しかも、こうした計画を参院選挙中はひた隠しにし参院選挙直後に強行する卑劣さは、断じて許すことはできない。
この計画は、まともな環境影響調査も行わず、「オスプレイを配備する際にはもう一度話し合う」との沖縄防衛局の約束を果たさず、住民へのまともな説明も合意もなく強行されているものである。この計画が周辺住民の生活を根本から破壊し、県も求めているオスプレイ撤去、海兵隊撤去の要求、やんばるの豊かな環境を守り、世界遺産化を求める願いとも反することは明らかである。
私たちはここに、建設作業をただちに中止し、ヘリパッド建設計画を撤回することを断固として求めるものである。
