自衛隊の実態は
滋賀県平和委員会は2月28日、草津市内で「戦争法で自衛隊はどう変わる?」と題した学習会を開催、約50人が参加しました。3月末の戦争法施行を前に、2000万人署名推進も目指して実施。3人が報告しました。
元陸上自衛隊員の湯本知文さんは、法施行による自衛隊現場の変化を告発。「自衛隊は米軍いいなりから米軍との共同計画策定へと『進化』してきている」と訴えました。滋賀民報記者の平野御稔さんは、陸自あいば野演習場で実弾射撃訓練が激化している実態を明らかに。県平和委員会代表理事の早藤吉男さんは、自衛隊の国民浸透作戦や自衛官の応募活動が激化している状況を報告しました。
会場からは「自衛隊員は憲法をどう見ているのか」、「海外派兵で精神疾患が増えていると聞くが、実際はどうか」などと質問が続き、自衛隊の実態について認識を深め合いました。
参加者が1人入会しました。
��平和新聞2016年3月5日号)