��・1ビキニデーへ
愛知県平和委員会青年学生部は2月16日、ピースカフェを開きました。今回は、2月27日から静岡県で開かれる「3・1ビキニデー集会」に向けて核兵器廃絶をテーマにしました。また、愛知で被爆者の証言を聞きとり、映像で記録に残す活動をしている「被爆体験聞き撮りプロジェクト」とのコラボ企画に。語り部の被爆者、堀三郎さんの自宅近くの会場に7人が集まり、証言を聞きました。
堀さんは自身の被爆体験や、原爆症認定集団訴訟などの被爆者運動が国を動かしてきたことを話し、「被爆者だったら、どんな体の状態であろうと誰でも援護を受けられるべき。線引きをするのではなく、国は援護することで再び被爆者を生まないという決意をしてほしい」と話しました。
今回、初めて被爆体験を聞いた大学生は「理系の高校に通っていたので、核のことは物質としてしか認識したことがなかった。でも、核兵器が使われたらどうなるのか、人道的な面から考えていくことが大切だと思った」と感想を語りました。
同企画をきっかけに、2人がビキニデー集会に参加することになっています。
��平和新聞2013年2月25日)