東京・文京平和委員会など「民主主義と平和憲法を守る文京連絡会」は10月19日、文京区内で学習講演会「大震災への自衛隊・米軍の支援を考える」を、日本平和委員会の内藤功代表理事を講師に迎えて行い、約25人が参加しました。
内藤氏は、米軍の「トモダチ作戦」は、米国益に発する米太平洋軍規模の軍事作戦にほかならず、日本における米国の資産・要人など自国民を守ることが主眼であったと指摘。さらに、国の災害対処組織の不備を自衛隊に担わせている政治の矛盾を指摘、下級隊員の献身的活動への評価と自衛隊の本質とはしゅん別されるべきだと強調しました。今後の災害対処組織、自衛隊の在り方については、憲法第9条と平和的生存権を正面に据えた論議を、と提唱しました。(川田)
��平和新聞2011年11月5日号より)