炎天下、引き続き墓地でがれきの片づけ
平和委員会からは埼玉の松田さん、大阿久さん、大阪・青年学生部の山崎さん、岡山の谷口さん、日平事務局の黒津、西村の6人が参加。他にも災対連として岐阜の教員、東京の生協労組などが参加したほか、ピースボートも同じ現場に立ちました。
場所と作業は前日同様、墓地の掃除です。前日とは変わって太陽が照る中、真っ赤に日焼けする人も。休憩を頻繁にとりながら作業を進めました。
倒れた墓石の間にがれきとともに埋まっていたのは窓のサッシ、真珠のネックレス、診察券、財布、食器、封の開けていないワインボトル、ブタのぬいぐるみなどです。土嚢袋にスコップで次々と入れるともに、袋に入らない大きな木やプラスチックなどは釘に注意しながら手で運びました。
参加者の感想は以下のとおりです。
「暑かった。初めに比べてかなりきれいになってきた。どこに手をつけたらよいか迷うくらい」
「今日はとにかく暑かった。もう少しちゃんとした装備をしてくればよかった。においがきついのが多かった。
「いろんな団体の人が同じ目標に向かって一緒に行動するのもいいな」
「墓石を動かし、一本の道を開くことができた。3日目、気分的にだいぶ慣れてきた」
「ボランティアならではの経験をさせてもらった。ピースボートや災対連の若者が一生懸命活動している姿を見て頼もしく思った」
「疲れた。年は隠せない。3日目は足が上がらなかった。骨壷を掘り出すなど貴重な経験をした。宿泊部屋の皆さんと交流できたのも大きな成果の一つ。たくさんの成果を地元に帰ってみんなに伝えていきたい」
↓人の手で少しずつ片づけた成果が見た目にも表れました。
↓日本平和委員会事務所へ、静岡の方が車で運んできた支援物資の中にメッセージが書かれた布が。災対連の現地センターに飾っていただきました。