真駒内駐屯地創立記念行事を視察
「違和感覚えた」
【北海道】6月19日に札幌平和委員会は、陸上自衛隊第11旅団・真駒内駐屯地創立記念行事を視察、約10人が参加しました。
式典では東日本大震災への支援活動について、国会議員が労いと感謝を述べました。訓練展示では毎年のことですが、土煙と真っ黒な排気ガスとごう音を立てて戦闘車両が入り乱れ、敵陣地を制圧するというシナリオで行われました。全体として災害支援を前面に押し出しながら、暴力装置としての自衛隊を縮小させないというPRがされていたように感じました。
基地見学後、札幌平和委員会青年部の例会で感想を出し合いました。「騒音に驚いた。市は『震災の影響もあり音は控えめにするのでは』とコメントしていたが、まったくそんなことはなかった」「特に自衛隊に賛成でも反対でもないが、子どもに小さい時から見せて、かっこいいと植えつけるのには違和感を覚えた」などと交流しました。
��平和新聞2011年7月25日号より)