海上自衛隊の護衛艦「いずも」の空母化の問題点について、神奈川県平和委員会と横須賀平和委員会は3日、横須賀市内で学習会を開きました。
講師の新倉裕史さん(非核市民宣言ヨコスカ)は、歴代政府が憲法違反としてきた空母保有は、安保法制成立などが根拠になったと指摘しました。空母化した「いずも」の飛行甲板を使うのが米軍F35Bステルス戦闘機であり、「有事の米軍支援が空母化の狙い」だといいます。イージス艦の急増など横須賀基地が大きく変化しており、「自衛隊が専守防衛を放棄し、集団的自衛権行使、日米軍事一体化へ突き進もうとしている」と訴えました。
(平和新聞22年4月25日号)