おおみや平和委員会の荒井さんはつながりを生かし、110人以上の署名を集めています。
元同僚や親類など41人に、署名用紙とお願いの手紙、切手を貼った返信用封筒を同封して送りました。手紙では憲法の意義を解説し、「私は今の憲法は日本の宝、世界の宝だと確信しています」と訴えました。
手紙を受け取った人が周りにも呼びかけ、22人から100人以上の署名が返送されています。「よりよい世の中にするために活動を続けられ、頭が下がります」「ありがとう」などと添えられていました。荒井さんが平和運動に携わっていることを伝えたことがなかった友人からは、「憲法については昨今の周辺状況を見るにつけ複雑な気持ちです」と添えながらも、署名が返送されました。
「200人くらいは集めたい」と話す荒井さんは、親しくしている近所数軒も回り、1人でも多くと声をかけています。
(平和新聞22年4月25日号)