【和歌山・海南海草】
核兵器禁止条約学ぶ ゴジラ研究者講師に
和歌山県の海南海草平和委員会は2月27日、県平和委員会代表理事で「ゴジラ研究者」の伊藤宏さん(和歌山信愛女子短期大学教授)を講師に迎え、「核兵器禁止条約のこれまでとこれから」をテーマに学習会を開催しました。
伊藤さんは「ゴジラ映画が伝えるのは、戦争のむごさと原爆の恐ろしさ。ゴジラ映画を通して、平和や政治に興味のなかった人にもこの問題を知ってほしい」と訴え。「非核宣言を行った地方自治体が加盟する日本非核宣言自治体協議会へ、海南市も加わるよう働きかけを」と呼びかけました。
参加者からは「映画『シン・ゴジラ』のシンって何ですか」との質問が出るなど、大いに盛り上がりました。
学習会は、核兵器禁止条約への参加を求める議会決議と日本政府に同条約の署名・批准を求める署名を推進する力にしようと開催。会場の定員が制限される中、約20人が参加しました。
��平和新聞2021年3月15日)