【白井】市との協議通し

【千葉・白井】
新成人への訴え要望　市との協議通し

　千葉県の白井平和委員会は８日、白井駅前で新年の署名活動をしました。
　あいにくの曇り空、署名を訴えるマイクの手が凍える寒さでしたが、往来する人々に声をかけ、ヒバクシャ署名に54人、沖縄の基地押しつけ撤回を求める全国署名に24人、木更津のオスプレイ整備拠点の撤去を求める署名に31人分が寄せられました。10人が参加しました。
　署名に応じた年配の女性が東京大空襲の被災者で、同じ空襲被害にあった会員と近所だったとわかり話が弾みました。部活帰りの高校生は友人と応じました。
　同平和委員会は例年、成人式の会場前で核兵器廃絶署名の訴えをしてきました。17年も行動する旨を市役所企画政策課に予め伝えたところ、式を担当する生涯学習課に相談するよう求められました。企画政策課の職員とともに生涯学習課の職員と話し合いましたが、会場での署名は黙認できないと譲らず、署名行動は場所を変えて実施することにしました。
　一方、話し合いを通じ、市が平和宣言をしていることとヒバクシャ署名の趣旨を盛り込んだ文書を企画政策課が作成し、式当日に新成人に配布することを確認。平和員会はより良い文章の作成をと要請しました。
��平和新聞2017年1月25日号）