【大阪】オリンピック決定に当たり声明発表

2013/09/11

各地の活動

【大阪・青年】声明を発表
オリンピックを平和のうちに


 大阪平和委員会青年学生部は、2020年のオリンピックの開催地が東京に決まったことを受け、以下のとおり声明を発表しました。

声明
「平和の祭典オリンピックを、誰もが平和のうちに迎えられるものに
脱原発&自然エネルギーを世界に発信する機会にしよう!」


2013年9月11日
大阪平和委員会青年学生部

��020年オリンピックの東京開催が決まりました。

平和を愛するわたしたちは、オリンピック憲章に基づき、誰にとっても真に平和の祭典となることを願い、わたしたちの見解を示します。

日本では2011年3月11日に起こった東日本大震災による被災で、いまだに不自由な生活を強いられている人々がいます。
元の暮らしに戻れず29万人が避難生活を送っています。うち、福島第一原発事故による放射能汚染から逃れるために避難されているのは15万人です。

オリンピックを東京に招致するにあたり、福島第一原発事故について安倍首相はこのように演説されました。
「状況はコントロールされている。健康問題については、今でも、将来も全く問題ない。完全に問題のないものにするために、抜本的解決に向けたプログラムを私が責任をもって決定し、すでに着手している」。

この認識は、今も連日報道されている福島第一原発事故からの汚染水漏れを危惧するわたしたちの現状認識とは異なっていますが、わたしたちは、首相が責任をもって取り組むと国際公約された発言を受け止め、日本国民と世界に対して行なった約束の遂行を強く求めます。

わたしたちは、被災地へのボランティア活動に参加してきました。進まない復興に現地の方たちが不安を感じている状況、福島の方たちが放射能汚染で東京電力、政府の対策に苛立ちと怒りを感じている状況を目の当たりにしました。
報道などからも福島第一原発事故は事故原因も未解明で、原発はコントロールできる状況ではないと感じています。
このような理由から、わたしたちは脱原発&自然エネルギーを求める活動にも取り組んでいます。

わたしたちは東京でのオリンピック開催にあたり、政府が東日本大震災の被災からの復興、福島第一原発事故の収束に向けて全力を傾けること、脱原発&自然エネルギーを世界へ発信する機会とすることを求めます。
平和の祭典にふさわしいオリンピックの開催地として、日本の誰もが7年後の東京オリンピックを平和のうちに迎えられるよう求めるものです。

カウンター〈21/06/18-〉

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